まとめ〜なぜライバルがいない?
オイルヒーターでは、日本家屋の暖房に十分ではない。
このために国内メーカーはこの方式に手を出さない。これが最初の疑問の答えでした。
もちろん遠赤外線ヒーターの方式はいくつもあります。
ニクロム線をセラミックやホーローで挟んだり、ガラス管で巻いたりしたものが一般的ですが、どれも発熱源が線状で、線と線とのすきまからは当然発熱はできず、しかも全方向に発熱するため、効率が悪くなってしまいます。金属ですから温度に制限があります。
これに対して『サンラメラ』の発熱体はオイルでもニクロム線でもありません。
特殊な半導体で、完全な面状になっています。この面発熱体がセラミック板の裏側に焼き付けてあるのです。
面ですからすきまもありませんし、発熱方向は表と裏の2方向だけですから、無駄が少なく、邪魔にならない大きさで十分な熱を得られるのです。
『サンラメラ』の技術の原形は町の発明家から産まれたと言ってよいでしよう。
この原形には30年以上に渡って改良が加えられ、現在は特許として認められています。
また、非常に特殊な半導体なので、最後の焼き付け工程までの間は常に不安定な状態にあります。温度、湿度、時間など、すべての条件を同一にしても、残念ながらいつでも同じものができるわけではないのです。
2割から最大5割程度は最初の工程からやりなおして、ようやく基準を満たすことができるのです。
当然時間もコストもかかりますし、職人芸的な技術を必要とします。
採算を最重要視する大手メーカーが二の足を踏むのは当然で、小メーカーであればこその技術でしょう。なぜ大手メーカーからライバルが出てこないのか、これでお解かりいただけたものと思います。
サンラメラの暖かさと、それを産みだす技術は、他に類のないものなのです。
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